【韓国ホテル選びのコツ編】推し活目線で見る、失敗しないホテルの選び方

推しのK-POPアイドルが地元・韓国でのコンサートを発表したら「本場の現場で推しを拝みたい！」と願わずにはいられませんよね！

無事渡韓を果たすために、パスポートを取得し、航空券を予約したら、次に決めることは宿泊するホテル選びです。

この記事では、推し活女子のために役立つ韓国ホテルの選び方のポイントやおすすめの日系ホテルをお届けします！

※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、海外への渡航が厳しい状況が続いています。各報道機関の発表や政府、各航空会社のHPなどで最新情報をご確認ください。

韓国旅行でホテルを選ぶコツは？

世界的に人気の観光地でもある韓国には、選びきれないほど数多くのホテルがあり、観光メインの渡韓だとしてもホテル選びに悩みます。

さらに推し活目的で渡韓するとなると、ホテル選びに難儀します。

立地やアクセス、予算感、設備など、推し活目的の渡韓に合ったホテル選びする必要があるからです。

ではチェック項目ごとに、ホテル選びの基準をお伝えします。

韓国のホテル選び①立地・アクセス

例えばコンサートで「お目当てのグッズが絶対に欲しい！」と思うなら、朝から物販に並ぶ必要があります。

めでたくお目当ての物がゲットできたら、荷物がいっぱいなので一旦ホテルに戻り、グッズを整理したいですよね。

そうなると会場近くのホテルを予約するのがおすすめ。

ホテルに忘れ物をしても、すぐに取りに帰れるだけでなく、スタンディング形式の場合、パルチという入場券代わりのものをゲットしなければいけないので、列に並ぶ際は身軽でいたいもの。

そんな時、列に並ぶ時はグッズはホテルに置いて、必要最低限な物だけ持って並べます。

また、コンサート終わりの周辺の交通機関は人で溢れかえり、タクシーは捕まらないのはもちろん、電車も満員電車で大変なことになります。

そのため、徒歩圏内で戻れるホテルを選ぶのがベストです。

しかし、コンサート発表と共に会場付近のホテルはすぐ予約が埋まってしまう可能性も。

よくコンサートが開催されるオリンピック公園やコチョクスカイドームがあるエリアは、周辺にあまりホテルがないので予約が争奪戦になります。

ホテルを確実にゲットするためには、チケットの当落発表がされる前に予約をしておけば、たとえチケットが外れても、規定の日数前までならキャンセル料は発生しないので、まずはホテルを押さえるのがポイントです。

韓国のホテル選び②ホテルの種類

日本と同様に韓国には多種多様なホテルがありますが、おおまかにいくつかの種類に分けられます。

高級ホテルの場合

韓国の高級ホテルはいわゆる五つ星ホテルと呼ばれるもので、ヨーロッパ調のラグジュアリーなモダンさが特徴です。

ソウル新羅ホテルやロッテ ホテル ソウル、ザ リッツ カールトン ソウルなどが該当します。

高級ホテルなだけであり、日本語対応可能なスタッフが常駐していたり、一流の設備があったり、何不自由なく快適に過ごせます。

複数人で渡韓を予定している人は、後述しますが高級ホテルでも一人あたりの料金は割安になるので、そういった視点で選ぶのもおすすめ。

上級ホテルの場合

上級ホテルは高級ホテルより、ややランクが下がるものの十分に満足できるレベルと言えます。

日本語対応可能のスタッフがいないホテルもありますが、英語であれば対応可能なスタッフはいるので、安心感はあります。

予算にちょっぴり余裕があって、キレイなホテルで過ごしたい人は上級ホテルで十分でしょう。

ソウル市内だとロイヤルソウルホテルやゴールデンソウルホテル、ホテルアベンツリー鍾路などが該当します。

中級ホテルの場合

韓国の中級ホテルは日本で言うとビジネスホテルくらいのランクのホテルです。

ビジネスホテルと聞くと狭く必要最低限の物だけある部屋を想像しますが、韓国の中級ホテルは部屋の広さが確保されているホテルが多いので、寝泊まりするだけなら十分な設備と言えます。

ホテルでの滞在を充実させるよりも、推しに使ったり、ショッピングやグルメにお金を使いたいという人におすすめです。

こちらも日本語対応スタッフがいなかったり、英語は話せるがややつたないスタッフしかいないホテルもありますが、スマホの通訳アプリなどを駆使すれば問題なく意思疎通できるので、心配する必要はありません。

ホテルグレイスリーソウルやL7 HONGDAE by LOTTE、日系ホテルなら東横インソウル東大門1あたりが該当します。

コンドミニアムの場合

２泊や３泊などの短い期間ではなく、ある程度長い期間の宿泊で、複数人と渡韓するならコンドミニアムがおすすめ。

施設によりますが、マンションのようなキレイな一室の中にキッチンやリビング、洗濯機、お風呂など自室のように過ごせる設備が整っています。

韓国のスーパーマーケットで材料を買って、韓国ドラマで見た憧れの料理を自炊することだって出来ちゃいます♪

ただし、ホテルのようにルームサービスや困りごとがあった時にサポートしてくれるなどの手厚いサービスはないので、初めての渡韓だと不安があるかもしれません。

韓国慣れしている友人と渡韓するなら、選択肢に入れても◎

韓国のホテル選び③料金

韓国は一室あたりの料金で設定されていることが多いので、日本のように一人いくらという料金設定ではありません。

そのため泊まる人数が多ければ多いほど、一人あたりの料金が安くなります。

その部屋の泊まれる人数やベッド数によりますが「設備が良い高級ホテルに泊まりたい♡」という人は、複数人で予約するとお得に宿泊できますね♪

韓国のホテル選び④サービス・設備

どんな旅行でも言えることですが、そのホテルのサービスや設備によって、滞在中の満足度がグンと変わってきます。

予算少なく、推しのために目一杯お金を使いたいという人でもこれだけはあった方がいいサービス・設備をまとめたのでご覧ください。

Wi-Fi・インターネット

日本とは勝手が異なる異国の地では、分からないことがあれば、すぐにスマホで調べたいですよね。

ポケットWi-Fiを日本でレンタルするという手もありますが、無限にネットを繋げられるわけではなく、プランによって通信量が決まっています。

通信量の上限が来ると使えなくなってしまうので、ホテルから外出の際はここぞという時に使用する際に便利ですが、問題はホテルでの滞在中です。

ホテルでのんびりスマホをいじりながら、推しや現地の情報を調べるために、Wi-Fi・インターネット完備のホテルを必ず選んでください。

思う存分ネットに繋げられ、ポケットWi-Fiの節約にもなります。

ソウルなど主要な観光エリアのホテルは完備されていることがほとんどですが、まれにない所もあるので、絶対にあるだろうと思い込まないよう注意が必要です。

セーフティボックス

渡韓に限らず、どの海外への渡航でもセーフティボックスは必要です。

日本は治安が良い国なのでそこまで気にする人も少ないですが、海外だと話は別です。

韓国は盗難に関して、比較的心配は少ない国ですが油断は禁物。

例えば、部屋に貴重品を置いたまま出かけて、戻ってきたら失くなっているなんてことも。

犯人はホテルの内部の人だったり、他の旅行者がドアが開いている隙を見て盗むことだって考えられなくはありません。

外出する際や持ち歩く必要はないけど重要な物は、必ずセーフティボックスで管理しましょう。

アメニティ

アメニティが充実しているホテルだと、なんだか気分が上がりますよね♪

ホテルのよっては美容に特化したアメニティを用意していたり、有名コスメブランドとコラボしたアイテムが置かれていたりするので、そういった視点でホテルを選ぶもいいですね。

注意点は日本と異なり、歯磨きセットがない場合があります。

これは韓国だけでなく他の海外でも同じような傾向があり、SDGsや衛生上の観点から備え付けられていなかったり、あったとしても有料で販売されていることがあります。

そのため予約の際に歯磨きセットの有無を確認したり、ない場合は持参するか現地で購入して対応しましょう。

韓国のホテル選び⑤日本語対応

聞き慣れた日本語で対応してくれると、何かと不安な海外でも安心して滞在できますよね。

韓国は日本からの観光客が多いので、日本語対応可能なスタッフがいるホテルが豊富です。

高級ホテルなら間違いありませんが、それ以下のランクのホテルで「日本語対応スタッフあり」となっているのに、実際に現地に行ったら韓国語と英語対応のスタッフしかいないなんてこともザラにあります。

日本語が大丈夫だと思っていったのに、実際そうではなかったと知るとその場で焦りますよね。

そんなことにならないように、実際にホテルに宿泊した人の口コミを見たり、渡韓経験者に話を聞いたりしてみて、情報を集めましょう。

公式の情報だけがすべて正しいとは限りません。

日系ホテルなら初めての渡韓でも安心

韓国は日本のお隣ということもあり、日本企業が運営するホテルも充実しています。

日系ホテルであれば、日本人への対応もきめ細かく行ってくれるので安心感が断然違います。

韓国に来たという新鮮味はやや薄れてしまいますが、初めての渡韓で不安という人は日系ホテルを選ぶのがおすすめです。

それではソウル周辺でおすすめの日系ホテルをご紹介します。

1.ソラリア西鉄ホテルソウル明洞

西鉄グループが海外で初めて進出したホテルで、明洞のメインストリートの中ほどにあります。

21階がロビーになっており、ソウル市内の街並みを眺められ、「韓国に来たんだ！」という実感が持てるでしょう。

ホテルには日本人のスタッフが常駐しているので、24時間いつでも対応してくれるので安心ですね。

客室は明るく清潔感があり、居心地の良い空間が広がっています。

水回りはバスルーム、洗面所、化粧室がセパレートしており、ユニットバスが一般的な韓国ホテルでは嬉しい仕様です。

2.相鉄ホテルズ ザ スプラジール ソウル明洞

相鉄グループ運営の『相鉄ホテルズ ザ スプラジール ソウル明洞』。

ソウル市内の市庁、南大門、明洞の全てが徒歩圏内というバツグンの立地にあり、優雅でくつろぎやすい設備と便利な施設に整えられています。

『相鉄ホテルズ ザ スプラジール ソウル明洞』には世界で唯一のLINE公式キャラクターがテーマのお部屋があり、LINE発祥の地・韓国ならではの宿泊体験が叶います。

とってもラブリーなお部屋ですよね♡

また、一部の部屋のみになりますが日本人に嬉しいヒノキ風呂の用意があり、浸かり慣れた湯でしっかり疲れを癒やせることでしょう。

3.東横インソウル東大門 1

世界的にチェーン展開をしている東横インですが、韓国には『東横インソウル東大門 1』と『東横インソウル東大門 2』があり、今回は1の方をご紹介します。

ホテルの目の前に仁川空港と金浦空港が発着するリムジンバス停があり、バスを利用すれば迷うことなく、重いスーツケースを長時間引きずらずにホテルにたどり着ける立地にあります。

日本の東横インホテルと同様に、広さはないですが清潔感があり、不足しているものはなく快適に過ごせます。

日本規格のコンセントも用意されているので、変換プラグ・変圧器いらずです。

また、朝食が無料で韓国式のおにぎりやみそ汁が振る舞われます。

コスパよく料金をおさえてホテルに宿泊したい方に向いています。

韓国のホテル選びに関してここまでのおさらい

それでは韓国のホテル選びのおさらいです。

推し活メインで、推しのコンサートに行くなら会場付近のホテルを選ぶが一番のおすすめ。

もしくは、ソウル市内などの観光エリアにあるホテルを選べば、会場からやや遠いものの、観光スポットに遊びに行きやすくなります。

そして、ホテルを選ぶ基準として５つのポイントがあります。

①立地やアクセスはどうなのか？
②ホテルのランクは？
③料金の予算はどれくらい？
④サービスや設備は不足していないか？
⑤日本語対応可能なスタッフはいるか？

以上の５つをおさえましょう！

また、初めての渡韓で心配ごとが多い人は、日本企業が運営する日系ホテルを選ぶのも手です。

日系ホテルなら日本語対応可能なスタッフが常駐していたり、設備が日本式になっていたりと安心感があります。

初めての渡韓は心配が尽きませんが、出発前の準備で少しでもそれらの不安が拭えるように、しっかり準備をして旅立ちましょう！