【聖地巡礼】『スーパーベイビー 1巻』に登場する熊本ネタ・町田ネタ10選!
先輩におすすめされて読んでみたら見事にハマった漫画『スーパーベイビー』。
『スーパーベイビー』は、町田で暮らす熊本出身の上京ギャル・ 朝光玉緒(ともみつ・たまお)が、スーパーで働く地味な男子・山田楽丸(やまだ・らくまる)にベタ惚れするという、ピュア系黒ギャル×原石系地味メンの違和感だらけの恋の行方を描いた作品です。
一途なギャルはかわいいし、ピュアな2人もかわいい、純愛でかわいい……。
とにかく”かわいい”漫画なんです!!!!
そして、なんと私も、玉緒と一緒で熊本出身で町田に住んでいました!!
ということで、熊本にも町田にもゆかりがあるコレシル編集部のrieが、『スーパーベイビー 1巻』に登場する熊本ネタ、町田ネタを紹介していきます。
※ここから先、多少ネタバレを含みますのでご注意ください。
スーパーベイビー:熊本ネタ・聖地
上京ギャル・玉緒の出身は熊本県。
本作品では随所に熊本県民なら「超わかるー!」と共感ネタが登場します。
玉緒の出身は熊本県荒尾市
いや、うん、表紙とのギャップ!!!!
1巻1ページ目の1コマ目にJR鹿児島本線の荒尾駅が登場します。
鹿児島本線は福岡県・熊本県・鹿児島県を結ぶ九州を縦断する路線で、荒尾は熊本の中でも知名度もそこそこある駅ですが、駅の雰囲気はこじんまりとしています。
また、おばあちゃんの方言もナチュラルで、地元を離れた熊本勢は懐かしさのあまり心の中で「アーーッ!」と叫んでいるはず。
玉緒の方言は作者曰くいろいろな方言が混ざっているそうで、そのあたりもなんかリアルですよね!
🧚♀️スーパーベイビーの方言に関しまして
— 丸顔めめ♡スーパーベイビー④2/16発売 (@ogaoxx) April 30, 2021
玉緒(朝光家)は完璧な熊本弁というわけではなく、荒尾、瀬高、北九州などなどの色んな方言が混ざっています。作中でご説明できれば一番なのですが本筋から逸れてしまうので、一旦こちらで補足を失礼します…!🙇♀️💦
熊本にある銀座
銀座とかどこにでもあるくね~?うちの地元にもありましたけど~ 地元ってか熊本市内だけど
引用元『スーパーベイビー 1巻』
銀座で一緒に飲んでいた男性から「町田は神奈川の新宿でしょ?」(※町田は東京都)と、町田のことをディスられたことに対して反論する玉緒のセリフ。
そうなんです。あるんですよ、熊本にも銀座が。
この銀座通りの看板は熊本市電の花畑町電停あたりから見えます。
オーロラはグリーンランドにある?
ばあちゃん オーロラはグリーンランドじゃなくて町田にあったよ……。
引用元『スーパーベイビー 1巻』
玉緒が楽丸にキュン死(一目惚れ)をして、玉緒の部屋の天井にあるシミがオーロラに見えた時のセリフです。
グリーンランドは、熊本では知らない人はいない(?)熊本にある九州最大級の遊園地。
荒尾市にある遊園地で、玉緒にとってはより馴染みがある場所だったと思います。
グリーンランドにはオーロラを楽しめるアトラクションはないので、玉緒が言う”オーロラ”は、冬のイルミネーションのことか、過去に開催したオーロラクリスマスショーのことを指しているのだと思われます。
リバテープは宝物
とりまリバテープは宝物にするね
引用元『スーパーベイビー 1巻』
絆創膏の呼び方で出身が分かると言われているほど、地域によって絆創膏の呼び方はさまざま。
その理由は、地域でメジャーな絆創膏の商品名が、絆創膏の代名詞として定着したからだそうです。
引用元リバテープ製薬
熊本では絆創膏のことをリバテープと呼び、玉緒もリバテープと言っています。
熊本は温泉とヤシの木がいっぱい
超いいとこだよ ものもおいしーし 何か道路にヤシの木いっぱい生えているし 温泉神だし
引用元『スーパーベイビー 1巻』
玉緒が実家がある熊本について語る時のセリフです。
熊本といえば阿蘇山があることから山のイメージを持たれがちですが、熊本県南西部に位置する天草(あまくさ)には、イルカと出会える海もあります!
玉緒が言う「ヤシの木がいっぱい生えている場所」は、おそらく熊本屈指のリゾート地である天草のことでしょう。(写真は天草四郎公園)
また、熊本は日本でも有数の温泉地で、その中でも阿蘇山の奥地にある黒川温泉は全国屈指の人気温泉地として有名です。
スーパーベイビー:町田ネタ・聖地
玉緒が暮らしているのは東京都町田市。
作中に出てくる背景が町田のどこか分かるほど、町田の景色が具体的に描かれています。
小田急線の改札を抜けたあの景色
町田駅は小田急線とJR横浜線の2路線が交わる駅です。
小田急線の改札と横浜線の改札は少し離れたところにあり、乗り換えにはペデストリアンデッキ(建物と建物をつなぐ高架に設置された歩行者専用通路)を歩きます。
この景色は小田急町田駅の西口改札から横浜線の方に向かう時の景色で、町田を代表する景色でもあります。
横浜線の改札を出たところにあるアレ
町田駅のペデストリアンデッキの広場にある、ぐるぐると回転するオブジェ「光の舞」も作中に登場しています。
このぐるぐるを取り囲むように商業施設が集まっていることもあり、まさに町田の中心地点ともいえる場所。
どちらの方向に行くのにも便利なので、待ち合わせスポットとして有名です!
なんかちょーどいい町田
そりゃー 都会なら都会なほどいーし 派手なら派手な方が絶対いい でもあたしには このちょーどよさが合ってんのかもって思う 眠らない街とまでは言わないし 何でも揃うも言い過ぎかもだけど なんかちょーどいい なんかちょーべんり だから あたし 町田好きなんだぁ…
引用元『スーパーベイビー 1巻』
先ほど、ぐるぐるの周りに商業施設があると言いましたが、町田駅周辺には小田急百貨店 町田店、町田モディ、町田東急TWINS WEST、町田東急TWINS EAST、町田マルイ、ルミネ町田、ミーナ町田……(以下省略)。
とにかく町田駅前は360度、商業施設だらけで都心に引けを取らないくらい栄えています。
町田に足りないものといえば、自分の好きなブランドやお店があるかどうかぐらいで、あとはわざわざ都心に出なくても何でも揃います。
だけど、町田駅から少し離れると緑豊かな自然が広がっているんです。
都会と自然が共存する街といわれている町田、熊本・荒尾出身の玉緒が町田を好きな気持ちがよく分かります。
玉緒と楽丸の職場はルミネ町田
作中で玉緒と楽丸が働いているビルは「ミルネ町田」と書かれていますが、もうお分かりですよね?
間違いなくルミネ町田のパロディです。
そして、町田市民であれば「ミルネ町田」の名前が出る前から、ビルのモデルがルミネ町田だと気が付いたのではないでしょうか?
そうです、玉緒と楽丸が出会ったあのシーン。
そのまんまじゃん!!!!
今にも従業員出口から楽丸が出てきそうです。
ちなみに、実際のルミネ町田の1階には楽丸が働いているようなスーパーは入っていません。
楽丸が執筆で利用する町田の喫茶店
楽丸が小説を書くときに利用している喫茶店「rosso」のモデルはロッセだと考えられます。
町田で最初のコーヒー専門店で、自家焙煎の美味しいコーヒーをいただけます。
楽丸が「雰囲気ある落ち着いた喫茶店」と言っていますが、まさにその通りですね!
公式Instagram:珈琲舎ロッセ
スーパーベイビー:熊本・町田ネタまとめ
今回は『スーパーベイビー 1巻』に登場する熊本ネタ、町田ネタを紹介しました。
熊本や町田を知っている方であれば、より一層この作品を楽しめると思います!
ぜひ、聖地巡礼の参考にしてみてください。
最後に、記事のために熊本と町田の写真を撮ってきてくれた友人に感謝です!
以上、rieでした!
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