サウナの効果や入り方とは?温度や効能についてご紹介

サウナの効果や入り方とは?温度や効能についてご紹介
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今、サウナがものすごく熱いんです!サウナに行ったことがない人でも『ととのう』『ととのったーー!』なんて言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

サウナはおじさんが入るもの!というイメージを持つ人も多いと思います。
確かに!ひと昔前は「サウナ=おじさん」の時代でした。しかしそれはもう遠い昔の話。今や老若男女問わず人気があるんです。

正直、私も少し前までは……サウナは熱いだけだし、水風呂は冷たくて入りたくないし等々……。サウナの良さを全然理解していませんでした。

しかし!そんな私が今ではサウナの魅力にどっぷりハマってしまい……週に3日は必ずサウナへ行くヘビーユーザーとなり、「サウナスパ健康アドバイザーの資格」までとってしまいました。

そんなサウナにどっぷりな私がサウナの基本的な入り方や、効果、人気の秘密を徹底解説します!

 

サウナの正しい入り方についてご紹介

サウナの正しい入り方についてご紹介

まずは、サウナの基本的な入り方から紹介します。きちんとした入り方をすることでサウナの効果をより高めることができます。

STEP1:体を清める

サウナに入る前に「頭・顔・体」をしっかりと洗いましょう。

サウナに入るための特別な準備は必要ありませんが、銭湯などで「かけ湯」をしてから入浴するのが当たり前のように体を洗うことは最低限のマナーです。

体についた汚れやニオイがサウナ室での悪臭の原因になってしまうこともあるので注意が必要です。

※水分補給も忘れずに!サウナでは多くの水分が汗として流れてしまうので脱水状態になる前に必ず水分補給はしておきましょう。

STEP2:体をしっかりと拭く

サウナに入る前に、体の水分をきちんと拭き取りましょう。
濡れたままサウナの中に入ると、水分の蒸発熱で体が冷やされてしまい汗が出にくくなってしまいます。
しっかりと発汗をさせるためにも拭いてから入るようにしましょう。

STEP3:サウナに入ろう

サウナに入ったらまずはリラックスし、サウナの香りや熱を肌で感じましょう。
リラックスした状態のまま約8分~12分程度入るのが効果的です。

発汗の仕方に関しては個人差や体調にもよって変わってきます。サウナに長くいるから効果が良いということでは決してありません。

反対に長い時間入ることで、体調が悪くなってしまうこともあります。サウナに入る際は必ず自分の体調と相談し、無理をしないことが重要です。

サウナに慣れていない初心者の方は、短い時間から入ってみて徐々に慣らしていくのがいいかもしれませんね。

またサウナは、座る場所によって温度がかなり違います。上段に行けば行くほど温度が高くなります。
慣れない最初のうちは温度の低い下段に座るのがおすすめです。

STEP4:水風呂に浸かる

サウナを出たらまずは水風呂に向かいましょう。
『え?水風呂?』と思われた方もいるかと思いますが、サウナのメインは『水風呂』です。サウナで得る最大のリラックス効果『ととのう』ためには水風呂に入ることが必須なのです。

水風呂に入る際は、必ずかけ水をしましょう。
いきなり水風呂に浸かると心臓への負担が大きくなってしまい、命の危険も有りますので心臓に遠い手足の先から徐々に水をかけていきましょう。

最後は顔、頭に水をかけて汗をしっかり洗い流しましょう。
汗を流さずに入るのはマナー違反でもありますし、衛生的にも良くありません。

そして水風呂には1分程度浸かること。あまり長く浸かる必要はありません。
長く浸かり過ぎてしまうと体が冷え切ってしまうので注意が必要です。

水風呂が冷たく苦手な方は、数秒から浸かり始めてみて徐々に慣らしていくのもおすすめです。
また冷水シャワーなどから始めて、少しずつ水風呂にシフトしていくというの良いかもしれませんね。

STEP5:休憩をする

水風呂に浸かった後は、ベンチやチェアなどに座ってリラックスしましょう。

サウナに入り汗を出すだけでも十分気持ちいいですが、水風呂に浸かり、さらにはこの休憩を入れることでより深いリラックス効果を得ることができます!

屋外に出られる施設の場合は外気浴をするのもおすすめです。

STEP6:STEP3~5を繰り返し行います。

サウナ→水風呂→休憩を2〜3回繰り返すことで、『温冷交代浴』になりその効果と高いリラックス効果が得られます。温冷交代浴を行うことで血行が良くなり疲労回復や腰痛や肩こりにも良いとされています。
また交感神経が活発になるため、食欲不振や眠りが浅い、ヤル気がでないといった不調にも効果的です!

さらには体が温まった状態でマッサージなどのボディケアを受けるとより効果的です。

サウナには沢山の人がいます、施設によってもルールやマナーが多少異なりますがみんなが気持ち良く入るためにマナーは必ず守って入りましょう!

 

サウナの効能についてご紹介

サウナの効能についてご紹介

上記でも軽く説明をしましたが、サウナに入ると得られるのはリラックス効果だけはありません。
心身ともに様々な効果があります!主な効果を8つ紹介します。

1.サウナの効能:疲れがとれる

血流が良くなり、酸素の摂取量が増えます!
乳酸が体内から排出されるため、疲労が回復しスッキリした気分になります。

2.サウナの効能:美肌になれる

肌への効果もあります!発汗する為毛穴から老廃物が排出されます。
そして血流も良くなるため、サウナ後は血色が良くなり肌のトーンが明るくなります。

またサウナの本番フィンランドでは『女性が1番美しいのはサウナを出た後の1時間』という金言もあるほど。

3.サウナの効能:冷え性改善

冷え性は自律神経の乱れや、血行が滞ることが原因とされています!
それらを改善するために、サウナに入ることで血管が拡張し、冷たい水風呂に入ると血管が収縮します。
温冷を繰り返すことで体の血流を良くし冷え性の改善につながります!

4.サウナの効能:免疫力UP

体を温めるとストレスなどでダメージを受けた細胞を修復してくれるタンパク質『HSP(ヒートショックプロテイン』が増加し、免疫力が高くなるとされています。

定期的にサウナに入ると風邪を引きづらくなったというサウナーさんもいます。

※サウナー:サウナ愛好家の総称

5.サウナの効能:肩こり・腰痛の軽減

サウナで血流が良くなることで、筋肉の血液循環が良くなります。血液循環が良くなることで筋肉中の乳酸が排出されやすくなり、こりや腰痛が軽減されます。

またサウナ後にボディケアやマッサージを受けると、普段よりも高い効果が得られることが分かっています。

6.サウナの効能:婦人科系の悩みの解消

生理痛や月経前症候群など、婦人科系の悩みの多くが自律神経の乱れによるものです。
サウナで自律神経を整えることで軽減させる事ができます。

7.サウナの効能:リラックス効果

サウナと水風呂の温冷交代浴を行うことで交感神経の活動が活発になります。
そこに休憩を入れることで副交感神経が優位になりディープリラックスの状態になることができます。
この状態のことを『ととのう』といいます。

※ととのうに関しての詳細は現在作成中です。

8.サウナの効能:睡眠の質が上がる

体内内部の温度が上がり、その温度が下がるときに眠くなります。
お風呂上がりにだんだんと眠くなるのは、体内内部温度が徐々に下がっているからです。
お風呂と同様にサウナで体内内部の温度が上がることで、下がったときに自然な眠りに入ることができます!
また副交感神経が優位な状態のため、ぐっすりと良く眠ることが出来ます!

以上がサウナに入ると得られる効果です。
美肌効果から、免疫力向上まで様々な効果が得られることが分かっています。
日常的な『疲れ』をとるための対策・ケアとしてサウナを利用する人が多いのかもしれませんね。

 

サウナの温度って何度くらい?

サウナの温度って何度くらい?

一般的にサウナ温度は高温と低温に分けられます。
施設によって温度は異なってきますが、目安としては下記になります。

高温サウナ 70〜90℃以上のサウナ
低温サウナ 70℃前後もしくは以下のサウナ

サウナは座る場所によっても温度が変わってきます!
例えばサウナの温度計が90℃の場合。

上段のベンチは90℃ 高温エリア
中断のベンチは80℃中温エリア
下段のベンチは70℃低温エリア

温度計の位置を確認して、高音と低音を入り分けることもできます。
リラックスよりも元気を出したい場合は高温サウナ。
よりリラックスをしたい場合は低温サウナに入るのがオススメです。

サウナの種類

サウナの種類は大きく分けて2種類あります。
高温で低湿度の『乾式』と低温で高湿度の『湿式』があります。
日本のサウナの殆どが、『乾式』ドライサウナが主流となっています。
いわゆる高温のカラカラサウナです。
反対に温水を噴霧して充満させるのが湿式サウナです。
いわゆるスチームサウナです。
温度は45℃〜60℃と低く、湿度は70%〜100%と高いのが特徴です。
また施設によってサウナのバリエーションが異なります!
その中の一部を紹介します。

黄土サウナ

中国の朝鮮半島で、古くから解毒作用がある土として使われてきました。
黄土は、酵素・ミネラルを多く含んでいるため熱を輻射する効果があります。
黄土サウナに入ることでデトックス効果や疲労回復が高まり、古くから朝鮮半島の人々から利用され愛されています。

塩サウナ

スチームサウナに置いてあることが多いです。
サウナ内に粗塩が置いてあり、体に塗ることができます。
塗る際に体を擦ってはいけません。
美容効果が高く、毛穴に詰まった皮脂汚れや皮下脂肪を溶かしてくれる効果があります。

漢方サウナ

施設によっては薬草サウナと呼ばれることもあります。
漢方や薬草がサウナ内に設置してあり、スチーム効果でサウナ内に成分を充満させます。

このように施設によって様々なサウナがあります!
その日の気分や目的で入り分けると楽しいですね!

 

サウナの気になる質問

サウナの気になる質問

ここではサウナの気になる疑問にお答えします!

Q.サウナはどのくらいの頻度で入るのがベスト?

A.サウナ入浴は、週に1〜2回が良いとされています。
生活の中でサウナに入る習慣を取り入れられたら良いですね!

Q.サウナは健康に良い?

A.もちろん健康に良いです!
健康だけでなく美容にも効果があり、リラックス効果も期待ができます!
しかし、正しい入り方をしないと効果を得られませんし……、万が一の場合事故にもつながってしまいます。
決して無理をせず、体調と相談しながら入るようにしましょう!

Q.毎日サウナに入っても大丈夫?

A.体調・体力に問題がなければ入っても大丈夫です!
上記でも述べたように、決して無理をせず体調に合わせて入りましょう!

Q.サウナで消費されるカロリーとは?

A.サウナでカロリーはほとんど消費されません。
サウナに入ると痩せてダイエット効果が得られる!というのは間違いです!
サウナ後に体重を測ると減っていますが……それは体内の水分が無くなっただけなので残念ながら水分を補給したら元に戻ってしまいます。
カロリーを消費したい場合はやはり運動が必須になります。

Q.サウナに疲労回復の効果はある?

A.疲労回復効果はあります!全身の血流が良くなることで、血液循環が良くなり血液を通じて酸素の摂取量も飛躍的に増えます。
また筋肉疲労の原因である乳酸を排出してくれることから疲労回復の効果があります。

Q.サウナでむくみは取れる?

A.サウナに入る事でむくみは解消されます!
むくみの主な原因は塩分や水分の取りすぎ、リンパの流れが悪いことです。
ゆっくり湯船やサウナに浸かる事で発汗とリンパの流れが良くなりむくみが解消されます!

 

サウナの効果や入り方についてまとめ

これまでご紹介したサウナの効果や入り方についてまとめますと下記となります。

【サウナの入り方まとめ】
サウナに入る前に「頭・顔・体」をしっかりと洗いましょう。
「かけ湯」や体を洗うことは最低限のマナーです。
サウナ→水風呂→休憩を2〜3回繰り返すことで、『温冷交代浴』になりその効果と高いリラックス効果が得られます。
サウナに入る頻度や時間などは、自分の体調と相談して無理しないように入りましょう。

【サウナの効能まとめ】
・疲れがとれる
血流が良くなり、乳酸が排出されるため疲労が回復しスッキリした気分になります。

・ 美肌なれる
発汗効果が高いため為、毛穴からの老廃物が排出されます。
女性が1番美しいのはサウナを出た後の1時間です!

・ 冷え性改善
冷え性は自律神経の乱れや、血行が滞ることが原因とされています!
サウナに入ることで血管が拡張され、冷たい水風呂に入ると血管が収縮されます。
それを繰り返すことで体の血流を良くし冷え性の改善につながります!

・ 免疫力UP
『HSP(ヒートショックプロテイン』が増加し、免疫力が高くなります。

・ 肩こり、腰痛の軽減
血液循環が良くなることで筋肉中の乳酸が排出されやすくなり、肩こりや腰痛が軽減されます。
ボディケアやマッサージを併用すると相乗効果で高い効果が得られます。

・ 婦人科系の悩みの解消
生理痛や月経前症候群など、自律神経を整えることで軽減させる事ができます。

・ リラックス効果
サウナと水風呂の温冷交代浴を行うことで交感神経の活動が活発になります。
そこに休憩を入れることで副交感神経が優位になり、ディープリラックスの状態になることができます。

・ 睡眠の質が上がる
体内内部の温度が上げることで、下がったときに自然な眠りに入ることができます!
また副交感神経が優位な状態のため、ぐっすりと良く眠れますよ。

正しい入り方を理解し、無理なくサウナに入りましょう。
サウナはあなたの生活のクオリティをきっと向上させてくれますよ!

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