奥二重とは?一重や二重との違い、メイク方法を徹底解説
まぶたの形は主に奥二重、二重、一重の3タイプに分けることができます。
今回は、そのなかでも日本人に最も多いタイプの奥二重をピックアップ!
その特徴や奥二重への整形、メイク方法など詳しくお伝えしていきます。
奥二重と二重、一重の違いとは?
3つのタイプに分けられるまぶたの形ですが、まずはそれぞれの特徴について見ていきましょう。
奥二重まぶたの特徴
奥二重は人によって、形が異なる場合があります。
一重に見えるほど覆いかぶさっている奥二重もあれば、目頭側は覆いかぶさり目尻側にかけて二重幅が見える形もあります。
後者は末広型とも呼ばれ、日本人に多く見られる奥二重の形です。
奥二重の持ち主は、優しげで清楚な印象が持たれやすい特徴を持つ一方、メイクの方法によって印象が変えやすい目元をしています。
二重まぶたの特徴
二重とは、目を開けた状態でまぶたが折りたたみを作っている状態のことを指します。
幅が広い平行二重と呼ばれる形は、主に欧米人に多く、日本人には少ないです。
奥二重や一重に比べると、目がぱっちりと見えるので華やかな印象の目元になります。
一重まぶたの特徴
一重とは、目を開けた際にまぶたの皮が持ち上がらず、二重の線ができない状態を指します。
アジアンビューティーの象徴とされる一重は、切れ長でクールな美しさがある一方で、まぶたの皮が重いすぎると眠たげな印象も持たれます。
奥二重になるためには整形が必要?
理想の顔を手に入れる方法として、日本でも整形手術がポピュラーになってきました。
なかでも目元は、コンプレックスを抱えている人も多く、人気の高い施術です。
ぱっちりと見える奥二重になりたい人には、2パターン考えられます。
ひとつが一重から奥二重に整形すること。もうひとつが、まぶたが重なりすぎて一重に見える奥二重の幅を広げる整形です。
術式はまぶたを糸で留める埋没法や、メスで切開する切開法があります。
人気が高いのは埋没法。手術時間が短く、痛みや身体的負担が少なく、気に入らなかったら糸を取って元に戻すことも可能です。
埋没法なら金額も比較的抑えめなので、毎日アイプチしていたり、今のまぶたにコンプレックスがあるなら整形を検討してもいいでしょう。
奥二重にぴったりなアイメイク方法
奥二重のメイクは、上手くいかないとメイクがよれたり、せっかく塗ったアイシャドウやアイラインが見えないなど、アイメイクを楽しめていない方も多いのではないでしょうか。
ネガティブなことが多いように感じますが、そうではありません。
奥二重は一重と二重の要素、どちらも兼ね備えているので、メイク次第で印象を操作することができます。
その特徴を生かして、その魅力が最大限に生かされるメイク方法をパーツ別にご紹介します。
アイシャドウ
縦グラデーションでアイシャドウを重ねて目をぱっちり見せたくても、まぶたで覆われてアイシャドウが見えなくなることがありませんか?
そのような場合、目頭から目尻にかけて色を重ねていく横グラデーションで塗布しましょう。
Step1 目尻側に一番明るいカラー、もしくはベースカラーを塗る
Step2 黒目の上にミドルカラーを塗る
Step3 そして目尻に暗めカラーやポイントカラーをいれ、最後に3色のアイシャドウの境界線が馴染むように軽くぼかして完成
※単色アイシャドウの場合も、目頭から目尻にかけて徐々に色が濃くなるグラデーションすればOK
また、アイシャドウの質感ごとに塗る場所も変わります。
奥二重でラメ・パール系のアイシャドウをまぶた全体塗ると、腫れぼったい印象になるので、ワンポイントだけがおすすめ。
例えばオフィスメイクの場合、パール系を目頭にのせて、白目をキレイに見せる涼やかなメイクに。
ラメなら目尻側にのせて、オフを楽しむ華やかメイクに仕上がります。
アイプチ
奥二重の幅を広くして二重にしたいなら、アイプチやアイテープの出番。
アイテープはまぶたが重めな一重におすすめなので、奥二重ならアイプチで十分です。
これらは整形しなくても、簡単に二重まぶたを作れる人気アイテムですが、自然な二重を作るにはコツが必要。
その手順がこちらです。
Step1 アイプチが剝がれるのを防ぐために目元の油分を拭く(洗顔、もしくはふき取り化粧水を含んだコットンで拭く)
Step2 目頭側を中心に、プッシャーで二重幅のラインを決める
Step3 目安のラインの上に薄く均一にアイプチを塗る
Step4 乾く前に、二重のラインにプッシャーで跡をつける
Step5 目頭と目尻もプッシャーで強めに押して、形を整えれば完成
アイプチの上からアイシャドウを塗ると、テカリが目立つ場合もあるので、気になる方はStep3のあとにマットコートを塗るのがおすすめ。
アイライン
アイラインは目をぱっちりと輪郭を際立たせる効果がありますが、奥二重の場合だとかえって小さく見えることも。
その理由は、二重まぶたに比べると二重幅が狭く、アイラインを塗ればさらに狭まって見えるからです。
これを防ぐために、以下のステップでアイラインを引いてみましょう。
Step1 ビューラーで根本からまつげをしっかり上げる
Step2 まぶた上を引っ張り上げながら、目頭から目尻にかけてまつげの隙間を埋めるようにラインを引く
Step3 目尻のラインは少し跳ね上げるように太めに引く
Step4 最後に綿棒でラインの輪郭を少しぼかせば完成
初心者は芯が柔らかいペンシルタイプを使うとやりやすいです。
目尻のラインが上手く引けない場合は、線が細く引ける筆タイプがおすすめ。
まつげエクステ
メイクオフしても、ぱっちりとした目元をキープできるまつげエクステ。
まつエクにも、奥二重にぴったりなデザインがあります。
奥二重の場合、カールがゆるやかめなJカールやCカールがおすすめ。
その理由は、強めのカールだとまぶたにまつエクが当たり、不自然に見えるからです。
なので目の縦幅がやや狭い分、横幅を広く見せて、デカ目効果を狙いましょう。
例えば、目頭から黒目の上はCカール、目尻にかけてはJカールで横幅を出すことができます。
アイデザイナーと相談して、自分にぴったりなデザインを選んでくださいね。
奥二重という魅力を活用しよう!
奥二重は工夫次第で、涼しげな目元にもぱっちりとした華やかな目元にもなれます。
メイクの幅が広がる楽しさもあり、奥二重まぶたも悪いものではありません。
自分の顔が一番引き立つ方法を探して、さらに魅力的な自分になりましょう!
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