パッティングの正しい方法とは?化粧水の効果を高めよう!
スキンケアの方法は数あれど、意外と知らないのが正しいパッティングの方法。
正しいパッティングをマスターして、化粧水の効果を最大限に引き出す方法をお伝えしていきます。
パッティングとは?
スキンケアにおけるパッティングとは、美容家やメーカーなど発信する人によって、方法が異なります。
しかし、異なると言っても共通して言えることは、浸透させようと叩き込むのではなく、優しく肌を包み込むように塗布することが正しいと言われています。
これは手でも、コットンでも同様です。
肌の表皮は0.2mmとラップのように薄く、乱暴に扱ってはいけません。
肌を優しく包み込むように、化粧水を肌になじませる行為が正しいパッティングと言えます。
間違ったパッティングについて
パッティングと聞いて、化粧水を浸透させようと肌にパンパンと叩き込むように塗っている人を見たことはないでしょうか?もしくは、やったことはありませんか?
これは誤りです。
いくら念入りにパッティングをしても、水分が届くのは肌表面に近い層だけ。
また、肌が抱えられる水分量には限りがあるので、潤いを持続させることは難しいです。
さらに、100回パッティングをしないと化粧水の効果が出ないという都市伝説のようなスキンケア方法も謳われていますが、これも間違い。
肌に刺激を与えれば与えるほど、肌はダメージを受けます。
化粧水でのパッティングは、あくまでも化粧水の次のお手入れをしっかりと効かせる土台作りの工程。化粧水だけで保湿を完璧にすることは出来ません。
肌は水分と油分を与えることで、乾燥を防ぎます。
ほとんどが水分である化粧水だけでなく、乳液やクリームなどの油分も補うことで潤いに満ちた美肌を手に入れられるのです。
間違った方法を続けるとどうなる?
先述でもお伝えしたように、肌の表皮は0.2mmと非常に薄く、とても繊細です。
そんな繊細な肌を痛めつけるような誤ったパッティングを続けると、刺激で赤ら顔になったり、シミを作る原因となったり、肌荒れの原因になったりします。
パッティングを行うメリットとは
正しいパッティングを続けることで、肌のバリア機能が整い、化粧水以降のお手入れを効果的に発揮させることが出来ます。
また、コットンでのパッティングは毛穴の開きや皮脂浮きが気になる人にも効果的。
コットンで丁寧にパッティングをすることで、肌表面の温度がひんやりして肌が引き締まり、皮脂浮きを拭うことも出来ます。
手で行う正しいパッティングについて
化粧水などのスキンケアアイテムを肌に塗布する際、基本的にはメーカーが推奨する方法で行ってください。
商品によってはコットンでの塗布を推奨していたり、手でOKなどさまざまです。
特に記載がなければ、自分がやりやすい方法で行ってください。
まずは、手で行う正しいパッティングについてお伝えします。
- STEP01
手を清潔な状態にする ※手は雑菌がつきやすいため
- STEP02
500円玉大ほどの量を手の平に出す
- STEP03
手の平から指先まで広げ馴染ませ、人肌に温める
- STEP04
顔全体にまんべんなく塗り広げる
- STEP05
手の平全体を顔で優しく包み、じっくりハンドプレスする
- STEP06
手の平で肌の吸いつきを確認
ここで手に肌が吸い付くような感覚があれば完了。
吸い付いてこないようであれば、潤いが足りていない証拠。もう一度STEP2から同じお手入れを繰り返してください。
手でパッティングするメリットとして、肌への刺激を比較的抑えながら、自分の肌の状態を手で感じられることです。
自分の肌をよく観察することは重要です。手で触れながら自分の肌状態を知り、適切なお手入れを探っていきましょう。
塗り漏れてしまいがちなパーツ
自分ではまんべんなくしっかり塗布できたつもりでも、意外と塗り漏れがあります。
そのパーツはというと、おでこのキワ・小鼻・フェイスラインの3点です。凹凸がある部分と顔の端は、しっかりと化粧水が塗り渡っていないことが多いです。鏡を見ながら、顔全体にしっかりと広げていきましょう。
コットンを使用した正しいパッティング方法
次にコットンでの正しいパッティング方法をお伝えします。
- STEP01
手を清潔な状態にする
- STEP02
コットンが毛羽立たないくらい、たっぷりと化粧水を含ませる
- STEP03
顔の中心から外側に向かって、ゆっくり滑らせるようになじませる
- STEP04
小鼻や目元、口元など細かい部位にも優しくなじませる
コットンでパッティングする際に、滑りが悪くなってきたと思ったら、ケチらずに化粧水を追加しましょう。
肌にとって摩擦は大敵です。コットンでのパッティングのデメリットは摩擦ですが、摩擦をなるべく抑えられるようにたっぷりと化粧水を使うことがポイントです。
コットンの正しい持ち方
1.指に対してコットンは横長に持つ
2.中指と薬指の上に置き、人差し指と小指でコットンの端を挟む
3.小鼻などの細かいパーツは中指を中心に人差し指と薬指で挟む
パッティングについてまとめ
ちょっと面倒なパッティングですが、正しく行えば期待以上の効果を得ることが出来ます。
しっかり潤いを補給することで、肌のキメが整い、透明感のある素肌を手に入れられます♪
このちょっとしたひと手間で1年後、3年後、10年後の肌が変わってきます。
正しいパッティングを行って、素肌美人になりましょう!
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