買い物依存症チェック診断!満たされないのは病気?止まらない物欲を克服しよう
買い物依存症とは?気づけば買い物をしているあなたへ
「買い物が好きで毎月たくさん買っちゃって、給料はほぼクレカの返済に(涙)」、「なぜか全然お金が貯まらない」、「すぐに新しい物が欲しくなっちゃう」
そんなあなたは買い物依存症なのではないでしょうか。買い物依存症には必ず原因があります。
もっとお金と物を大事にして生活を充実させるために、脱・買い物依存しませんか?買い物依存症の原因と改善法をご紹介しちゃいます!
そもそも何で買い物依存症になっちゃうの?
まず初めに、どうして買い物依存症になってしまうのか、その原因と思われる項目をいくつかピックアップしたので、あてはまるものがないかチェックしてみてください。
その①ストレス発散法が買い物になってしまっている
物をたくさん買ってしまうとき、気持ちが沈んでいたり、イライラしていることが多くないですか?
買い物することでストレスを発散しようとして、買った瞬間は気分がスカッとする人が多いんです。
でも、それではストレスの根本的な解決にはなりませんし、お金の使い過ぎでさらにストレスを感じるという悪循環に陥ります。
ストレスで衝動買いしたくなったときは、自分の心の状況を改めて再確認してみましょう。
可能であれば、買い物以外でのストレス発散法を見つけた方が健全でしょう。
その②満たされない気持ちを所有欲で満たしている
買い物依存症とは、満たされない気持ちを埋めようとする行為とも言われています。
その満たされないものの代表として、愛情や信頼などが挙げられるようです。
家族の愛情を受けられなかったり、友人に裏切られたり、彼氏に捨てられたり……といったように、苦い経験のある方は代わりに物を買って、物に囲まれることで満足感を得ようとするそうです。
その③元々何かの依存症になるタイプだった
寂しがり屋で独占欲が強い、孤独感の強い人ほど、買い物依存症になりがちです。
例えば彼氏をつい束縛してしまう人や「私のこと好き?」「私たち親友だよね?」と何度も確認したくなってしまう人のようなことを指します。
はたまたアイドルやアニメのキャラクターに一度ハマると抜け出せなくなって、何でも手に入れないと気が済まないオタクになってしまう人などです。
あなたも買い物以外のことでも、ほかに依存してしまう傾向にないでしょうか。
その④クレジットカードを使って軽い気持ちで買い物している
つい買い物をしすぎて、毎月後悔している方はクレジットカードを多用していませんか?
クレジットカードはすぐに手元から現金がなくならない分、お金を使っているという感覚がマヒしてしまいます。
時にはクレジットカードを魔法のカードと称されることもありますが、魔法カードなんかではありません。
忘れた頃に使った分だけ、しっかりと請求が来てしまうのです。分割やリボにすれば、利子も上乗せされます。
とは言え支払いが終われば、その時に苦しんだことを忘れて、また同じ行為を繰り返してしまうのが依存症というもの。
次の月にはまた自分がいくら残金があるかも忘れ、買いたいだけ買ってしまうのです。
あなたの収入がいくらで、今いくら口座に残っているか把握しているでしょうか?まずはそこから始めましょう。
買い物依存症を克服する方法
買い物依存症は、実は心の病気に分類されます。
アメリカでは、なんと社会問題として取り上げられているほどで、専門医にかかっている人も多いようです。
なかなか買い物依存症から抜け出すのは難しいと思いますが、「自分ってひょっとして依存症かも?」と気づけたならチャンスです。抜け出せる可能性は高いです。
自分が依存症であることを自覚し、焦る気持ちを持とう
「最近お金使いすぎかな」、「支払い厳しいなぁ」と思ったら、現実から目を背けずに勇気を出して何にいくら使っているのか一度チェックしてみましょう。
ついでに、自身の収入額や貯金額などもしっかり調べて、どれほど物を買っているか把握して、今のこの状況に焦ってください。
そして、自分の年齢でどれだけ貯金をしていないと、この先どれだけピンチなのかも調べてみましょう。
クレジットカードを解約し、ネットショッピングも止める
荒療治ですが、買い物をしすぎてしまう原因を物理的に断ちましょう。
思い切ってクレジットカードを解約する、ネットショッピングやネットオークションのサイトを見ないようにするなどして、買い物したくてもできない状況を作るのです。
初めは禁断症状が出るかもしれませんが、少し離れているうちに「何であのときあんなに買い物してたんだろう」と思う日が来るから不思議なものです。
今はキャッシュレスが進む時代なので、クレジットがないと不便に感じるかもしれませんが、デビットカードに切り替えるなども検討して良いでしょう。
決まったお金だけを手元に置いて、残りはすべて定期預金へ
クレジットカードを契約している口座に給与が振り込まれると、あればあるだけ使ってしまいますよね。それなら、引き落とし口座には最低限のお金だけを入れるようにしましょう。
生活費とある程度のお金以外は、すべて定期預金に積み立てるのです。
自分で移し替えるのは面倒くさい、忘れてしまうというのであれば、自動積み立てがおすすめ。
他に夢中になれるものを見つける
買い物がストレス発散の手段、心が満たされる手段になっている現状を変えましょう。
そのためには買い物のことを考える時間が惜しいほどに、何か他のものに夢中になれば良いのです。
できれば人や物ではなく、何か没頭できる趣味を見つけてみてはどうでしょう。
おすすめはお金のかからない趣味。同じ体を動かす趣味でも、どこか遠出して特定の場所に行かないといけないスポーツや、高い道具を揃えなければいけない趣味よりも、気軽にできるものが良いですね。
何にハマっても良いですが、ギャンブルや仕事を逃げ道にするのは止めておきましょう。
ギャンブルでは買い物依存症を止める意味がありませんし、仕事だと何かとストレスが溜まり、結果的に買い物依存症が加速してしまう恐れがあるからです。
ランニングなどであればお金もかからず、とても健康的な日々を送ることができるのでおすすめです。
買い物依存症を克服する人たちの集まりに参加する
買い物依存症で悩んでいるのはあなただけではありません。仲間が必ずいます!
一人で悩んでいると思い詰めたり、結局克服できずに元に戻ってしまう可能性があります。
そこで、同じ悩みを持つ仲間とのコミュニティに参加してみましょう。
同じ症状の人と悩みを打ち明けあったり、頑張っている姿を見たり、情報共有をすると楽になれます。ここから人間関係の輪も広がりますよ。ネットで検索すればコミュニティが出てくるので、試しに検索してみましょう。
コミュニティに参加するのに気後れするなら、SNSで似たような人をフォローするのも手です。
どうしても止められないと思ったら専門医へ相談も
自分で努力はしてみたけど、どうしても度を超えたショッピングが止められないというときは専門医に相談してみましょう。
受診する科は精神科か心療内科。買い物依存症専門外来なんて科もあります。精神科なんて……と抵抗を持つ方もいるかと思いますが、意外と買い物依存症で受診される方はたくさんいます。
あなたが特別珍しいわけではありません。悩んでいるなら、勇気を出して受診しても損はありませんよ。
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