浴衣デートで注意すべきポイントまとめ！デート前に要チェック

浴衣デートは準備が大切！失敗しないコツ

「女の子の浴衣が可愛くて好き！」
「彼女と浴衣でデートしたい」
そう思っている男性は多いと思います。

実際に過去にとられたアンケートでは、男性のうち7割にも達しており、女性よりも男性の方が「浴衣デートをしたい！」と答える割合がやや高い結果になっていました。
『浴衣に関する意識調査』https://www.atpress.ne.jp/news/47280

実際に、彼氏と浴衣デートをしたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし一方で「彼の期待に応えたいけど浴衣はハードルが高い……」「着るのも大変だし迷うな……」と感じたことがある人も多いはずです。

そう、本音を言ってしまえば、浴衣デートって思っている以上に面倒くさい！

とはいえ、女性にとっても夏のお祭りや京都・浅草といった観光スポットでの浴衣デートには、多少なりとも憧れがありますよね。

そこで、皆さんに大好きな彼と楽しい時間を過ごしてもらうべく、浴衣デートに失敗しないためのポイントをまとめてみました！

浴衣デートは浴衣＆着付けチェックから始まる！

浴衣デートへの道は、まず浴衣の用意と着付けについて確認するところから始まります。
すでに浴衣を持っている場合は、早めに状態をチェックしておきましょう。
多くても年に数回しか着ないため、生地が傷んでしまっている可能性があります。

新しく購入する場合は、かわいい浴衣をさがす時間が欲しいところですので、早めのチェックがおすすめです！

次に考えなければいけないのが着付けです。
浴衣はほとんど着る機会がない上に、綺麗に着るのが難しいですよね。
これは自力で頑張るか、美容院や着付け師の方がいるお店にお願いするしかありません。

最近ではわかりやすい解説動画がYoutubeやInstagramにアップされているので、動画を見ながら着付けに挑戦するという手もあります。
よりわかりやすい動画をリサーチしておいて、当日時間に余裕をもって着付けをすることが大切ですね。

試しに着付けにチャレンジしてみて、やっぱり不安が残るという場合はプロに頼んでしまいましょう。

着付けメニューを用意している美容院は案外たくさんあるので、自宅近くの美容院をいくつか当たってみるのがおすすめです。
ヘアメイクも合わせて頼めれば、間違いなく可愛く仕上げてもらえるので一石二鳥ですね！

都内では着付けのみであれば3,000円程度、ヘアセット込みであれば6,000円程度でお願いできそうです。
着付けに使用するフェイスタオル等を持参しなければいけない場合があるので、予約時に確認し、忘れずに準備しておきましょう！

浴衣デートで持ち物をコンパクトにするコツ

浴衣と着付け問題が解決したら、小物についても忘れずに確認しておきましょう。
下駄や浴衣に合うサンダルも探す必要がありますが、意外と当日に困るのが手荷物です。

浴衣に合うバッグと言えば小さい巾着やかごバッグですが、基本的に小さいめサイズなので持ち歩くものを選んでおくと安心です。

基本的に普段の持ち物から必須アイテムを選んでもらえれば良いのですが、浴衣デートの時に持っておきたいアイテムリストも挙げておきますね！

・絆創膏　（慣れない下駄やサンダルを履くなら靴擦れした際に必須です）
・ハンカチ
・ティッシュ
・携帯
・お財布
・手鏡

そして特に悩むのが化粧品です。
いつも通りのラインナップを持って行くと確実にバッグに入らないと思います。
持っていくとしたら、アイライナーだけ、リップだけなど、くずれやすいパーツの化粧品のみに厳選してください。

もし使い慣れているようであれば、コンビニで売っているミニサイズの化粧品を使っても良いですし、リップ・チークどちらにも使えるマルチコスメを選ぶのも良さそうです。

また、扇子があれば持って行きましょう。
浴衣を着ていると意外と暑いですし、人の多い所に出かけたり長時間移動すると余計に暑苦しく感じやすいので、持っていると便利です。

いざ浴衣デートに出発！NG行動には気を付けて

浴衣コーデもばっちり決まれば、あとは当日を楽しむだけです。
しかし、当日こそ浴衣デートの本番です。

より素敵な時間を過ごし、ついでにもっと彼に「かわいいな」と思ってもらうために、デート中に気を付けたいポイントを確認していきましょう。

浴衣のイメージに合わせておしとやかな仕草を心がける

まず大股で歩いたり、足を広げて座るような行為はNGです。
特にいつもの感覚で電車に乗ったり、待ち合わせに急いで向かっている時が要注意。
着崩れの原因にもなりますし、いつも以上にがさつな印象を与えてしまいます。

浴衣を着たときは、膝をあまり曲げず内股気味にしながら、つま先を少しずつ前に出すイメージで歩いてみましょう。
歩き方にコツがいるので、いつもより時間に余裕をもって移動することもおすすめします。

また、何かを取るときや腕を上にあげるときは、反対側の手で袂（たもと）を抑えましょう。
意外と見えてしまう二の腕を隠せますし、袂を汚してしまうリスクも防げます。
これは浴衣女子の鉄則なのです！

仕草はいざというときになかなか変えられない部分だと思うので、できれば普段から意識できるとなお良しですね……！

浴衣の着崩れをこまめにチェックし整える

浴衣を着ている女性は街中でも目立つため、他人の目に留まりやすいです。
卒業式シーズンの大学生も袴姿もとても目を引きますよね。
そんな中、だらしない着こなしをしてしまうとせっかくの浴衣姿も少し残念な印象に。

そうならない為に、小さい手鏡を持って行ったりお手洗いのタイミングを利用して、こまめに着崩れチェックをしましょう。
なかなか全身をチェックするタイミングがない場合は、胸元の衿だけでも崩れていないかチェックしておくと良いです。

衿が開いてきてしまった時は、簡易的に直す方法もあるのでささっと直してしまいましょう。

①まず右手で外側になっている衿（上前）を掴みます。
②左手は左脇のすきま（身八つ口）から内側に入れて、内側になっている衿（下前）を掴みます。
③掴んだ衿を左右にひいて衿を合わせを調整し、帯の上下にできたたるみは帯に入れ込んでしまいましょう。

衿を前に引っ張り過ぎて、抜いていた後ろ衿が詰まってしまったら、背中側の帯下の布地(おはしょり）を引っ張って調整するときれいに整います。

おはしょり（帯下の布地）も長くなりすぎると、バランスが悪くなるので、余分な部分は帯に下から入れ込んでしまってください。

デート後半に言っちゃう「疲れた」に注意！

デートを満喫しつつも、慣れない浴衣でたくさん歩いたり人混みを移動すると、どうしても疲れちゃいますよね。
「慣れない下駄で足が痛い」「人混みに疲れた」「帯が苦しい」「暑い」など、思うところがあるでしょう。
それでも、愚痴っぽい言葉をこぼしすぎないようにぐっとこらえましょう。

デートの場所にもよりますが、つらくならないうちに休憩を入れられると良いですね。
あまり無理してしまうと、思わぬところで彼と険悪ムードになってしまったり、「じゃあ着てくるなよ」と思われてしまうことになりかねません。

適度に休憩タイムをはさみながら、最後まで楽しい時間を過ごしましょう！

浴衣デートを素敵な時間にするために

浴衣デートで失敗せず楽しく過ごすために、気を付けておきたいポイントを確認しました。
当たり前のことだけど意外とやりがち・忘れがちな内容ばかりだったと思います。

特に着崩れしてしまった時の直し方は、デート中に慌てることがなくなると思うので、ぜひもう一度確認してみてください。

みなさんが浴衣デートを思いきり楽めるよう祈っております！