湿気対策&カビ対策を取り入れよう!低コストグッズもご紹介
ちょっと油断すると、部屋のあちらこちらに発生してしまうカビ。
雨の多い梅雨や日照時間が短い冬、普段空気が通りにくいクローゼットや押し入れの中など……。
カビは意外にも、一年中発生する可能性があるのです。
そのため、季節を問わずカビ防止する湿気対策をすることが重要です。
この記事では、湿気によるカビを防止したい人に向けて、具体的な湿気対策をご紹介します。
湿気対策は面倒ですが、それでもやる気が起きる湿気対策として「お金がなるべくかからない」「インテリアの邪魔にならない」方法を中心にまとめました。
湿気とカビの栄養分を取り除いて、嫌なカビ&湿気とおさらばしましょう!
お金をかけない除湿アイテムとしてよく聞くのは、新聞紙や重曹、木炭です。
比較的手に入りやすいアイテムですが、部屋にそのまま置くとなると見栄えが悪かったり、邪魔になりがち……。
そこで、これらのお手軽アイテムをおしゃれに取り入れる方法を探してみました!
手作りだけでなく、100~300円程度で手に入るアイテムもピックアップしています。
重曹を使った湿気対策
料理や掃除にも使えて万能な重曹は、湿気防止にも役立ちます。
近くのドラッグストアでも手に入る手軽さと、ひと工夫で可愛いらしいアイテムに変身することから、手作りの湿気対策アイテムとして楽しむ人が多いようです。
作り方は、空き瓶に重曹を入れてキッチンペーパーやガーゼで入口を被せれば出来上がり♪
量は150ml前後のジャム瓶が半分程埋まるまで、重曹を入れるのがベストなようです。
重曹自体に消臭効果もあり、それにハッカ油を追加して防虫効果をプラスしたり、アロマオイルを加えて香りを楽しむ方法もあります。
重曹は湿気を吸うと固まってくるため、中身を振ってみて粉が固まっているようなら、そのタイミングで交換しましょう。
湿気を吸ってくれた重曹は、油汚れのお掃除に使えるので捨てないでくださいね。
▼手作りの重曹除湿剤の例
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竹炭を使った湿気対策
こちらもそのまま置くと少し渋い和な感じもしますが、工夫次第で意外にもインテリアに馴染みます。
びん詰めにしたり、サシェでくるんであげると、除湿と共に消臭も出来るおしゃれアイテムに早変わり!
使用前に10分ほど竹炭を煮沸し、乾燥させてから使用する必要がありますが、水洗い&乾燥させれば3回ほど繰り返し使うことができます。
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プチプラな湿気対策アイテム
手作りも良いけれどなるべく手間をかけず、安くおしゃれに除湿したい!という方にはプチプラアイテムで探してみましょう。
100円ショップや300円ショップでも、湿気対策ができる上にデザインや使い勝手の良いアイテムを手に入れられます。
珪藻土の除湿アイテム
珪藻土で作られたアイテムは、スティック状や紐つきの吊るすタイプなど、さまざまあります。
特に吊るすタイプは、空気が通りにくいクローゼットに掛けておくのにぴったり♪
また、3coinsにある靴型のタイプは靴に直接入れることで、湿気だけでなく消臭効果も◎。そのためとても人気の高いアイテムで、特に梅雨のシーズンは売り切れることもしばしばあるようです。見つけたら即ゲットを!
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▼使いやすいデザインのアイテム
一般的な除湿剤でも、デザインや機能面が工夫されている除湿剤もあります。
湿気のたまりやすい空間こそ、大きな除湿剤が置きにくいことが多いのですが、コンパクトかつ自立する除湿剤は使い勝手が良さそうですね!
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湿気を抑えてカビが育ちにくい環境をつくる
ここまで誰でも取り入れやすいプチプラな湿気対策グッズを紹介してきました。
ただ、いくら湿気対策グッズを導入しても、そもそも湿気ができやすい環境なら、アイテムの効果もあまり感じらません。
最後に、湿気をため込まない環境づくりの基本についてもチェック必須です。
湿気対策グッズ+ちょっとした心がけで、湿気によるカビ発生のモヤモヤを解消しましょう!
湿度を程よい状態に保つ方法
湿気が多いと、カビがすくすく育つ環境になりますが、湿気が少なすぎてもお肌が乾燥したり体調を崩す原因にもなります。
生活する上でちょうど良い湿度は40~60%とされているそう。この基準を元に、室内の湿度を調整してみましょう。
取り組みやすいのはエアコンや除湿器を使って湿度をコントロールしたり、最近話題のサーキュレーターで空気を循環させる方法です。
その他にも、以下のちょっとした心がけで湿気をコントロールできます。
▼部屋の喚起を1日1回からはじめる!
部屋の空気を循環させ、湿気を逃がすことが大切なので、こまめに窓を開けて部屋の換気をしましょう。
湿気以外にも、部屋を密閉したままだと菌やほこりが溜まりやすく、場合によっては湿気やカビによる臭いまでこもります。
朝起きたら必ず窓を開けるなど、習慣づけてしまうと良さそうですね。
また、押し入れやクローゼット、キッチン等の水場にある扉も定期的に開けましょう。
どこも湿気がたまりやすいうえに、カビの栄養になるほこりが溜まりやすいからです。
▼寝具の湿気を定期的に取り除く
寝具は湿気を吸いやすく、カビの温床になりがち。できれば毎日風を通しましょう。
洗わずとも、干して湿気を取ることが大切です。
床に直置きタイプのベッドも増えていますが、すのこベッドを導入すると布団の下側に空気が通り、湿気がたまりにくくなるのでおすすめです。
また、ベッドの下になるべく物を置かないようにしましょう。
ベッド下は1人暮らしの収納場所として重宝されますが、通気性の確保を意識して活用しないと、湿気・埃の温床となり、カビも発生しやすくなります。
▼お風呂・水場もとにかく換気を心がける!
入浴が終わったら、窓がある場合は窓を開ける、換気扇がある場合は必ず換気扇を回しましょう。
換気扇が弱かったり使えない場合は、扇風機やサーキュレーターで代用することも可能です!
脱衣所も湿気がたまりやすいため、特にお風呂あがりの身支度後も湿気がすごいので、空気を循環させてあげるのがベスト!
生活に取り入れやすい湿気対策に取り組もう!
湿気によるカビ対策について、手間とお金がかからないで用意できる湿気対策グッズと湿気をためないお部屋づくりについてお伝えしました。お金をかけず、ちょっとした手間でできる湿気対策がたくさんあるのです。
カビが生えてしまったとき掃除や憂鬱さを考えたら、ちょっとした手間も苦にならない気がします。
ただ、もっと徹底的に防止したい!という方は、少しコストをかけて除湿機能が充実したエアコンや除湿器・空気清浄機の導入も検討が必要です。
あなたのライフスタイルや湿気によるストレス具合も考慮して、自分に合った湿気対策を取り組んでみてください!
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